2012/06/06 体重 64.7kg
もうすぐユーロ開幕だなぁ…


などと何事もなかったかのように切り出してみる。
やっぱり人間休むとなまけちゃうね。
何かしようと思ったのに何もしてないんだよなぁ…太ったしなぁ。
なにから書こうかな?

京川のケガは正直ショックだったなぁ。
「怪我するにしてもなんで今なんだよ」と思ったが、あの怪我って結構精神的なものも影響するらしく、自分の実力に見合わない立場に置かれると発生率が上がるんだとか。
京川は期待されている選手だから頑張って欲しいが、別に大して期待もされてない選手だったら普通に引退してるレベルの怪我だからなぁ。
男子はプロだから別に日本代表クラスとかじゃなくてもがんばるけど、基本アマの女子は普通の女の子として生きるという選択をしても仕方ないよね。

完治まで最低半年とかって発表だったけど、来年のなでしこリーグ開幕に間に合えば上等って感じじゃないだろうか。
完治したとしても膝の感覚はもう一生戻らないだろうから、復帰しても大変だと思うよ。
でも昔と比べたら今は内視鏡手術で処理できてあんまり大きな傷にならないらしい…と言っても僕は正直良くわからないんだが。
U-20W杯は道上や横山にがんばってもらうしかないな。

あ、そういえば5月26日に熊本で行われたINACと湯郷の試合、観に行ったよ。
宮崎と熊本は隣の県だから簡単にいけると思いきや、実は結構大変なんだよね…。
なでしこリーグの試合はキックオフが早い(12時半)ので、前日に車で3時間くらいかけて行って、ネカフェで前泊して9時半からシャトルバスでスタジアム。
もし毎回熊本で試合やってるとしても、毎回見に行くのは正直辛い感じだったねw

で、スタジアムはすげー客いてビビったよ僕は。
しかも客がほとんど「この人達ホントにサッカーとか興味あるの?」って感じの家族連れに女子供に高齢者なんだわ。
僕みたいな20代30代男性の方が少数派だったよ。
その様子を見て改めて「なでしこは新しい層を取り込んで日本サッカー界に貢献してるなぁ」と思ったよ。

あ、試合前にグッズ売り場で結構いろいろ買ったよ。
せっかくなので一部写真うp

INACgoods1.jpg
オリジナルTシャツMサイズとジャンボうちわ(裏?)と黒糖ドーナツ棒INAC仕様のやつ(なんか踏ん切りつかなくてまだ食ってないw)

INACgoods2.jpg
トートバッグとジャンボうちわ(表?)と黒糖ドーナツ棒の裏側。ガイドブックはサイズ参考用(これは普通にAmazonで買った)

あとシンプルなデザインのクリアファイルも買ったよ。
タオルマフラーとかは正直使い所に困るかなと思って買わなかったよ。
うちわも買ったんだけど、実は試合当日の天候が曇りでちょっと肌寒いぐらいの感じだったんだよねw
Tシャツは部屋着に、トートバッグは普通に買い物に使ってる。

で、肝心の試合観戦は…「ああ、サッカーファンがサッカー専用スタ欲しがる理由がわかった」って感じかな。
すげー遠いんだよ、ピッチと客席が。
正直サッカー見たいだけならテレビで見た方がマシだな…今はHDで画質も綺麗だしね。
試合中は背番号があるからともかく、試合前の練習は誰がどの選手だかほとんどわからない…双眼鏡用意するべきだったと思ったよ、

ただスタンドの雰囲気は最高だったね。
すごく温かい拍手が送られてたし、恐らく世界的に見ればかなりおとなしいと思われるJリーグと比べても殺伐とした空気は微塵も感じられなかった。
アウェイ扱いの湯郷のプレイにも拍手が送られてたし、試合後に湯郷の選手がスタンドに向かって整列して一礼した時もすごく大きな拍手が送られてた。
BSフジで見てた人は星川がインタビュー答えてる途中で拍手が起こったのを疑問に感じた人もいると思うけど、あの時、湯郷の選手たちがメインスタンドに向かって一礼してたんだわ。
あとあの星川のインタビューはスタジアムのスピーカーの具合と星川のぼそぼそしたしゃべりのおかげで、特に最初の方は何言ってるのか現地ではほとんどわからなかった。

試合で一番印象的だったのは川澄の一歩目の速さ、かな。
この試合でも相変わらずゴールは決められなかった川澄だったが、加速の速さは別格だったよ。
一歩目でDFを置いていくだけのスピードがあるから、体の向きを変えるだけでDFの重心を動かせるんだなと実感した。
横山ももっとスピードがあればさらにドリブルの破壊力が増すんだがなぁ…いくらテクニックがあってもスピードがないとDFは怖くないね。

湯郷はこの試合のMoMであろう福元を中心によく守ったが、やはりもう少し攻撃に迫力が欲しかった。
前半は宮間がいいパスを供給する場面もあったんだが、後半はかなり苦しかった。
2回あったFKのチャンスをどっちか宮間が決めていれば面白かったんだがなぁ…。
横山も見せ場は作ったが、この試合に限らず、もう少し決定的な場面に絡んでもらいたいというのが正直な気持ちだ。

海堀が甲斐と交錯したシーンがあったが、あれは海堀が中途半端だったなぁ。
出るならもっと思い切って早く出るべきだと思ったし、任せるなら出てこないようにしないと…。
明日菜も相変わらず決定的な凡ミスが治らないな。
ベッキーはトップスピードは速いと思ったよ。
ただこないだの試合を見ても、まだ組織として機能するところまではいってないね。

ところで実は今一番心配なのはU-20代表の川島はるなだったりする。
なんかスペインでプレイするみたいな話だったんだけど、どうも上手くいってないみたいなんだよね…。
正直スペインの女子サッカーなんてどうなってるのかまるでわけわからんしなぁ…。
今はW杯を控えた大事な時期だし、なでしこリーグでプレイしてもいいんじゃないかと思うが、今から入るんじゃなでしこリーグでもなかなか大変だよな。
今現在どこで暮らしているのかもわからんが、絶望と後悔で落ち込んでるみたいなことになってなきゃいいんだけども。

閑話休題。
いよいよ香川がマンU確定っぽいね。
でもまぁ…来シーズンのことはまた来シーズンが始まる頃に語ろうじゃないか。
今の段階でレギュラーがどうとかシステムがどうとか言っても意味がない。
マンUはこれからさらに補強するだろうし、誰が活躍するかなんてホント始まってみないとわからんからね。

最終予選はまぁ問題ないと思うよ、さすがに。
というのも、イラクやヨルダンは正直よく知らんが、最大のライバルと思われるオーストラリアの高齢化がちょっとありえないレベルでヤバイ。
南アフリカどころかドイツ大会と比べても大してメンバーが変わってないというね。
こないだのデンマークとの親善試合でもほとんどが30代の選手だったよ。

親善試合ってのは普通、新しい選手や戦術を試してみる場だと思うのだが、いくらなんでもこれはおかしい。
例え若手が育ってなくてもせめて出場機会を与えて少しでも育てていかなきゃマズイだろ普通に考えて。
代表監督がもう10年以上代わってないってのも大きいんだろうけど、それにしてもおかしい。
もちろんオーストラリアが不老の秘薬を開発したとかなら別だが、逆に言えばそれぐらい常軌を逸してるよ。

世代交代に失敗というよりは、世代交代する気がないとしか思えない。
正直個人的には「これオーストラリアは予選落ちするのでは?」という気がしている。
もし今回突破しても、本大会、次回大会は確実にダメだろう。
五輪予選も普通に落としてるからね、オーストラリアは。

さて、ここでようやくタイトルのことだけど、いよいよユーロ開幕が近いね。
世間ではスペインやドイツが前評判高いようだが、個人的にはこの二国は優勝までは届かないと思う。
スペインはビジャやプジョルといった主力の怪我人が痛いし、中盤こそ安定しているが、穴はある。
優勝できるかどうかはFW陣がどれだけ活躍できるかだと思うが、スペインが連覇するのはちょっと考えづらいし、なにより面白く無い。
そろそろ盲目的なまでにスペインのスタイルこそが最高のフットボールというくだらないプロパガンダに終止符を打ってもらいたい。

ドイツはDFが不安だし、トップがマリオゴメスじゃ正直話にならんと思う。
フンメルスは攻撃的なセンスは高いが、ブンデス守備の特徴としてCBが食い付きすぎる上にカバーリング意識が低く、DFにとってある意味最も重要な経験が不足していることもあり、かなり不安は大きい。
CBが食いつくならSBやアンカーがカバーしないと中央に危険なスペースができるのはわかりきってるのにやらないんだよなブンデスは。
DFは組織じゃなくて1対1という考え方が根付き過ぎだと思う。

それ以上にひどいのがマリオゴメスである。
こいつはブンデスかつバイエルン所属じゃなかったら絶対まともに点とれてないと思うんだがなぁ僕は。
ブンデスであれだけゴールを決めても彼に移籍話がないのは彼がFWとしてカスだからだと思う。
ポドルスキをワントップで使ったほうがマシなんじゃないかと思うよ、個人的には。

イングランドはルーニーが2試合出れないのも痛いが、直前で監督を変えたのは大失策だと思う。
今年あんだけ糞ゴミだったリバプールからどんだけメンバー選ぶんだよアホかと。
ランパードやケーヒルも離脱したし、GKから守備から中盤から前線に至るまで不安しかない。
予選リーグ敗退でも何も驚かない。全敗すらあり得るのではと思う。

オランダは攻撃陣の名前だけ見るとかなりやりそうにも見えるが、チームとしての中身はない。
主要メンバーの高齢化が進んでいるし、控えを見ると国内組も多く、一時期と比べるとかなり小粒な印象。
今のエールディビジは10代の選手と30代の選手しかいないようなリーグで、国内組がこの大舞台でどれだけやれるかはあまりにも未知数。
監督の手腕にもかなり疑問が残り、組織的な戦術をまるで感じさせないため、優勝まではとてもじゃないが届かないだろう。

そんな中、僕が有力視しているのはイタリアである。
根拠は何と言っても「八百長騒ぎ」と「南アW杯惨敗」である。
イタリアは八百長騒ぎが高まると代表が結果を出してうやむやにする伝統があるし、前の大会でいい成績を残すと次の大会はまず頑張らない。
そういう意味では条件は整っていると言えるだろう。
もちろん戦力的にも十分面白いと思うし、ジョビンコやバロテッリの大暴れ(できればいい意味で)に期待したい。

もうひとつ「もしかしたらもしかするのでは」という枠にポーランドを挙げておきたい。
開催国ということで環境的にも組み合わせ的にも恵まれていると言ってよく、グループリーグをうまく突破出来れば面白い存在になると思う。
香川のチームメイトとしてお馴染みのドルトムントの3人もメンバー入りしているし、個人的に興味深いチームだ。
ここのところ急速に力を伸ばしている国のようだし、やはり開催国が勝たないことには大会が盛り上がらない。
そういう意味でもぜひポーランド旋風を巻き起こしてほしいものである。

もうひとつ挙げるならクロアチアかなぁ。
ただクロアチアに期待するのは優勝というよりはスペインぶち倒さないかな〜という期待がある。
スペインとクロアチアはグループリーグ最終戦になるのでその時どういう状況になっているかわからないが、もしスペインが勝ち抜け確定でない状態でこの試合になれば面白そうだ。
そのためにもぜひイタリアが初戦でスペインにガツンとやってもらいたいところだ。
クロアチアもメンバー的には十分サプライズ起こせるポテンシャルがあると確信している。

そんなわけで大胆(?)に予想してみたがどうだろうか。
そういえばフランスに触れてなかったな。
正直あの国はメンバーだけ見たって実際やってみないとどうなるかわからんのだよなぁ。
個人の力量は確かに高いと思うが、チームとしてのクオリティが不安定なんだよ。
まぁ「やってみなきゃわからん」とか言い出したら予想の意味ないがなw


2012/06/11 体重 64.2kg
EURO2012面白いよ〜


ベレーザ負けたか…。
岩渕の怪我がひどくなければいいんだがなぁ。
アッサーノがちょっと空気過ぎたな。
土光はいい選手だね。期待できる。

ところでU-17女子日本代表がスペイン遠征でスペインのユースチームと練習試合やったみたいなんだが、一戦目が10−1で、二戦目はなんと28−0で勝っている。
「なんだこりゃw」と言わざるを得ない…2試合目なんて約3分に1点ペースで得点してるんだぜ…。
わざわざスペインまで行ってこんな相手とやる意味があるのかわからんが、まぁ修学旅行的な部分もあるのかな…最終日はマドリード市内観光もしたみたいだし。
しかしコレ日本代表の相手したスペインの子たちはトラウマレベルの容赦のなさだな。
一方日本側は公式ブログによると「大量得点で勝ったけど単純なミスが多かった」とこんだけやって反省しちゃってる始末だしなぁ。
多分スペイン側はこれを見たら「真面目か!!」と突っ込まざるをえないだろう。

男子のA代表は順調すぎるほど順調だね。
次のオーストラリア戦はアウェイとはいえ日程や時差を考えると日本の方が有利とも考えられる。
ここで勝てれば早くもW杯出場はほぼ決まりと言ってもいいぐらいの状況になるので、ぜひ勝ちたいね。
本田は本人が言うように、フィジカルが怪我する前よりさらに一回り強くなった印象なのが驚きだ。

EURO2012の話に移ろう。
開幕戦は波乱だらけの試合だったが、ギリシャは国がヤバイ状況なのも影響してか精神的に強かったね。
ポーランドはとりあえず開幕戦の結果と内容はともかく、次の試合が重要。
相手はロシアなのでやはり簡単には行かないと思うが、ここで負けるとさすがに厳しいかなぁ…最悪引き分けられればかなり希望があると思うんだが。

ロシアが強いのもあると思うが、チェコはやはり全体的に選手が小粒になってしまった印象が拭えない。
逆にロシアは国内リーグが地味に盛り上がっているのも影響してか、地力があるなという印象だった。
でもまぁこのグループは正直まだまだわからないよ。
次の試合でどうなるか楽しみだ。

オランダはやはり組織としてはまるで機能していない印象である。
国内組中心の守備も不安定だし、ロッベンもワンパターンで読まれてるし、ペルシもフンテラもやらかすしで、個人的には「やっぱりな」という印象だった。
しかしデンマークに負けるとは正直思ってなかったが…思ったより重症だったか。
オランダはこれでかなり厳しくなったよ。勝ち点的にはもちろん、精神的にもチームの団結力を試される展開になった。
個人的には優勝どころかグループリーグ突破できたら立派というレベルまでハードルが下がった。

ドイツはまぁゴメスのまさかのゴールで勝ちはしたものの、やはりそこまでずば抜けた力は感じない。
ミュラーを始めとしたバイエルン組が異様にコンディションを落としたままなのが良くない。
ここからどこまでコンディションを上げていけるかが重要になると思うが、ぶっちゃけミュラーは外したほうがいいだろうと思う。
とりあえずグループリーグは突破すると思うが、そこからどこまでやれるかなというところだ。

ポルトガル側の視点で見ると、初戦で相手がドイツということもあって慎重に入りすぎたようにも思う。
もちろん最初から攻めに行っていたらもっと早い時間にドイツに得点を許していた可能性はあるものの、ドイツが得点するまで退屈な試合になってしまった。
まぁポルトガルとしては引き分けでいければ御の字という考え方だったのかなぁ。
でもそこまで守れるタレントが揃っているとも思えないし、オフェンスにはクリロナがいるわけだし、もっと早い時間でギアを上げても面白かったかなぁ。
攻め始めたら結構迫力あったしチャンスも作ったしね。まぁポルトガルは伝統的に決定力はないんだけど。

スペイン対イタリアは看板に偽り無しのエキサイティングな試合だった。
両チームとも試合開始から終了まで積極的に動いてチャンスを作っていたし、それに対する守備面でも良いプレイが多く見られた。
この試合を見る限り「やっぱりこのグループはこの2チームか?」と思わざるを得ないか。
ただやはり相性というものはあるし、わからないけどね。
試合終盤に投入されたトーレス師匠が幸か不幸か見せ場を作りまくったが、これが彼の今大会最後のプレイにならないことを祈りたい。

クロアチア対アイルランドはまぁ予想通りクロアチアが勝ったなというところ。
しかしクロアチアの本当の戦いはむしろここからと言える。
残りの2試合、どちらか勝つか、両方引き分けるかしないとキツイだろう。
個人的にはサプライズを起こしてくれることを期待する。


2012/06/12 体重 64.9kg
今大会ここまでで最悪の「野心無き90分」


タイトルに書いたのはもちろんイングランド対フランスの試合だ。
イングランドがクソみたいな試合をするだろうことはわかっていたが、「それにしてもここまでとは」と思わせるほどひどいものだった。
今や当たり前となったHD画質の映像が、イングランドの選手たちだけモノクロ時代の映像を合成したかのように思えるほど時代遅れの戦術。
アイルランドがそんな戦術を選択しても「がんばってるな」としか思わないが、イングランドがやるとなると「さすが伝統と歴史を重んじる国は違うねぇ」と失笑するしかない。

それでも前半は得意のセットプレイからまさかの先制点を奪い、イングランドとしては嬉しい誤算といえる展開だった。
フランスはそれをきっかけにさらに攻勢に出て、「これで少しは面白くなるかな?」と思ったがあっさり同点に追いついてしまった。
そこからはもうお互い「このまま試合を終わらせたい」という意思がはっきりと見えるようになり、イタリア対スペインと同じ1−1のスコアとは思えないほど退屈な試合になった。
イングランドはただゴール前に引き、ボールを奪って攻撃に転じようとする姿勢もなく、フランスもイングランドの守備ブロックの外で足元、足元と工夫もなくボールを回して時間が過ぎるのを待つだけ。

イングランドのシュートは3本で、決定的といえるシーンはまさにゴールを決めた場面だけだった。
フランスはミドルシュートを多く放ったものの、サイドからクロスを上げてもほとんど中に味方が入って来なかったし、サイドバックも攻撃に参加しないし、常にボールを保持しながらもそこから感じるのは「ゴールを奪いたい」という気持ちではなく「失点したくない」という気持ちだった。
スペインのボールポゼッションとは全く異なるし、比べるのも失礼というものだ。
両チームともとにかく運動量が少なく、この試合で僕が一番興奮したのは観客席で試合中にぐっすり眠るフランスサポのおっさんがカメラに抜かれた時だった。

後半は特に時間が流れるのが遅く感じられ、試合が終わる頃には100年ぐらい過ぎたかと感じるほどだ。
せめて交代で入ってきた選手がジャンヌ・ダルクのように鮮烈な活躍を見せてくれれば良かったのだが、チームとして攻める意思がないのでどうしようもない。
チームとして連携してゴールを奪うようなプレイもなく、国の誇りと意地をかけた必死さもまるでなかった。
スペイン対イタリアが看板に偽り無しだとすれば、こちらの試合は詐欺、ボッタクリの類である。

グループリーグ突破ということを考えれば、確かにお互い引き分けに終わるほうが有利という考え方もある。
しかしこの試合を見た僕としては「どうかこの2チームが無様に負けてさっさと大会から姿を消しますように」と願わずにはいられない。
その後に行われたウクライナ対スウェーデンの試合も見た。
試合のレベル的にはそこまで高くなかったかもしれないが、そこには隠しようのない”熱”があった。

開催国であるウクライナは戦力的には厳しい部分があるものの、試合開始から果敢に攻め入った。
スウェーデンもここで落としたらもう後がないと言わんばかりにこれに応戦。
均衡を破ったのはスウェーデンの英雄イブラヒモビッチのゴールで、僕は「これでウクライナは少し厳しくなったか」と感じた。
しかしわずかその3分後に今度はウクライナの英雄シェフチェンコが同点ゴールを叩きこむ。

感動的だった。
僕はウクライナがここから先、何の見せ場もなくこの大会を終えたとしても「よくやった」と思えるほどいい場面だと感じた。
だが神はウクライナの英雄にもう一度機会を与え、英雄も見事それに応え逆転ゴールを決めた。
試合のレベルなんかどうでもいい。とにかく熱い試合だった。
イブラもよくチャンス作ってたんだけど決めきれなかった。

イングランド対フランス戦は僕もおっさんのように眠りかけたんだけど、この試合はもっと深夜に行われたにも関わらず全く眠くはならなかったよ。
どうかこの2チームがイングランドとフランスを脅かして欲しいと思わざるをえない。
特にウクライナは開催国だし、グループリーグを突破出来れば盛り上がるだろう。
多くのサッカーファンにまるで期待されないイングランドはとにかく負けるべき。

それにしても今日の日本代表戦ひどかったな。
ピッチもひどいしオーストラリアのラフプレイも大概だが、審判がお笑いすぎるだろ。
こいつ、アジアカップの日本韓国の試合も吹いてたらしいな。
あの試合も典型的な審判が試合を決める試合だった。

とにかくイエロー、PK大好きなんだもんなぁ。
日本にとってもオーストラリアにとっても不可解な判定だらけで、試合を審判がコントロールするんじゃなくて審判が試合をコントロールするっていう似てるようで全く異なる状態。
中東の審判ってホント下手糞なイメージしかない。
二枚目のイエローと気づかずにオーストラリアの選手退場させてから明らかに狂ったんだよなぁ、判定が…。

あの審判がW杯でも普通に笛吹いて試合を壊しまくってるってのがヤバイわ。
例のモレノは明らかに買収だったと思うが、こいつはただただ下手くそなんだよな。
しかしコレが最終予選の怖さって言っちゃっていいものなのかどうかw
ここまでやられちゃうとホームもアウェイもねえじゃんと思うわ。






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